鼻を触る心理について、どうしてだろう？と不思議に思う時も。今回は、鼻を触る心理を知って、相手の心の状態を理解する方法についてお伝えしていきましょう。

鼻を触る心理でわかる相手の心の状態について

照れている

照れている人は、鼻を触って気持ちをごまかそうとしています。鼻を触らないと落ち着かない、どうしたらいいのだろう…と悩んでいるのでしょう。

照れ屋の人は、自分の心を落ち着かせるために様々な方法を考えるもの。このひとつが、鼻を触る仕草なのです。

鼻をさわると、照れているのをうまくごまかせると考えているので、できるだけ照れてしまった時には、鼻を触るようにしている人もいますよね。

照れているのは、相手に対して異性として好意があるから。もしくは相手が同性なら、憧れの存在だからでしょう。

いずれにしても、照れている自分を知られたくない、そういう思いがあるのです。

嘘をついている

嘘をついていたり見栄を張っていたりするような時に、鼻を触る心理になる時も。嘘がバレたくない思い、見栄を張っていると知られたくない気持ちがあるのでしょう。

自分自身が動揺をしてしまうのを、自分でコントロールしたいと考えているのです。どうすればコントロールできるのだろう？と思いながら、今までに色々と試してきた人も。

でも試してみた中で、鼻を触るのが一番落ち着くと思うので、嘘をつく時に使える！と思っている人もいるのです。

嘘をつくのは悪いことだと理解をしていて、罪悪感があったとしても「どうしてもこの場面では、嘘をつくしかない」…と思う時がありますよね。

こういう場面で、なんとかその場を上手く切り抜けたいので、鼻を触る心理が働くのです。

相手に伝えたい想いがある

相手に対して、愛情や自分の想いを伝えたいと思っているけれど、すぐにはこれができない。どのように切り出せばいいのだろう？と考えているので、鼻を触るのです。

相手に上手く自分の気持ちを伝える言葉、そして手段がなかなか浮かばない人にとっては、悩んでしまって言葉が出てこない時も。

でもいつまでも言葉が出ないで、沈黙のままでは自分自身が耐えられないのでしょう。早く言葉にしなければ…という焦りもあります。

この焦りを感じた時に、少しでもリラックスをしようとするのでしょう。リラックスできると思うと、これなら伝えることができる！と自信を持つ人もいます。

「もし今伝えなかったら、今度会えるまでにかなり日がある…」と思うと、今がちょうど良いチャンスだと、考えるのでしょう。

このチャンスを逃すと、いつ二人きりになれるかわからないと思うと「やっぱり、今自分の想いを伝えたい」と男性は考えます。

この時に、鼻を触って自分なりに想像をする人も。想像をしていてこの雰囲気なら大丈夫だろうと思った時に、やっと自分の想いを言えるタイプの人もいるのです。

癖になっている

鼻を触るのが癖になっている人もいます。顔の一部を触ると安心をする人や、自分の手に触れると落ち着く心理もあるでしょう。

鼻を触るのがいつの間にか習慣になり、自分でも癖かもしれないと思っている場合もあります。

癖になっているのは、自分の中でわかっていても、特に直す必要はないだろうと考えるので、このままでいる人は多いでしょう。

指摘をされる機会が増えると、直したほうがいいのかな…と悩んでしまう人もいるはず。でも人に対して、迷惑をかけていないような場合には、特に直す必要はないでしょう。

例えば目上の人の前で鼻を触るのは、失礼な場合がありますよね。双方にとってマイナスになるので、やめておいた方が良いと言えるでしょう。

気が小さい

細かい内容でも気になってしまう人は、鼻を触る心理になることがあります。気が弱いと人から言われるようなケースもあるでしょう。

でも自分で一番理解をしているようなこともあるのです。気が小さいので、言いたいことが言えない。

そしてしたい行動ができないと思っているので、自分に対して歯がゆさを感じている場合もあるでしょう。

気が小さい自分をなんとか変えたいと思う気持ちがあっても、なかなかそれができない。こう思うので、鼻を触って自分なりに今の自分を見つめている時もあるのです。

相手が鼻を触りながら、元気のない表情をしている時には「どうしたの？元気ないね」と話しかけてあげるようにしましょう。

相手としては、自分の思いを理解してくれる人を、本当は求めている思いがあるのです。

いかがでしたか。

鼻を触る心理により、相手の気持ちが分かるので親しくなれる可能性が高くなるでしょう。相手ともっと親しくなりたいと思うのなら、なぜ鼻を触るのかについて観察をしてみましょう。

でもすぐに指摘をすると、相手を傷つけてしまうリスクもあるのです。しばらくやりとりをしてお互いに和やかな雰囲気になった時に「鼻を触っていることが多いね」と穏やかに言うようにしたいですね。

これなら相手もハッとして、自分の心理について話してくれる場合があるのです。